KANSAS - KANSAS [Progressive Rock]
1. Can I Tell You (3:32)
2.Bringing It Back (3:33)
3.Lonely Wind (4:16)
4.Belexes (4:23)
5.Journey from Mariabronn (7:55)
6.The Pilgrimage (3:42)
7.Apercu (9:54)
8.Death of Mother Nature Suite (7:43)
Phil Ehart (ds) , Dave Hope (b,vo) , Kerry Livgren (g,p,org,syn,vo)
Robbie Steinhardt (vl,vo) , Steve Walsh (org,p,vo) , Rich Williams (g)
アメリカのバンド、KANSASの1st。1974年作。
KANSASをはじめとして、BOSTON, JOURNEY, STYX・・・などはアメリカン・プログレ・ハード
なんて呼ばれています。プログレファンとしてはどうなの?そのカテゴリーは??って思いますが、
KANSASに関しては異論がなく一番しっくり来る気がします。
そのサウンドの最大の特徴はヴァイオリン。Robbie Steinhardtのプレイは、もちろんドラマチックな
要素もありますが、一方でハードで攻撃的な面も持ち合わせています。
1曲目などは、それが充分に発揮されていて、ヴァイオリンソロからギター&オルガンソロにつながる
ところなどは圧巻。また、3曲目ではヴァイオリン本来の優しい音で演奏してます。
それからRobbie Steinhardtのもうひとつのパートがボーカル。Steve Walshのハイトーンに対して
Robbieはワイルドなボーカル担当。2曲目のJ.J.Caleのカバーでそのワイルドさが出ていて、
サザンロックっぽく仕上げてます。
大柄でド派手なソバージュ?(笑)という感じの髪型で歌う姿はなかなか迫力がありそう。
ちなみにJ.J.Caleのオリジナルは独特の雰囲気を持ったアメリカンなナンバー。聴き比べると面白いですよ。
他の曲では、後の名盤Leftoverture(永遠の序曲)につながる雰囲気の5曲目、ハードさと叙情性を
組合わせた8曲目など聴きどころは多いです。
アメリカンプログレハードなんて産業ロックじゃん!と思って聴いていない方も一度お試しあれ。
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