NUMBER THE BRAVE - WISHBONE ASH [HARD ROCK]

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1.Loaded
2.Where is the Love
3.Underground
4.Kicks on the Street
5.Open Road
6.Get Ready
7.Rainstorm
8.Tha'ts That
9.Roller Coaster
10.Number the Brave
※曲順はCDのもの

Andy Powell (vo, g) , Laurie Wisefield (vo, g)
Steve Upton (ds) , John Wetton (vo, b, key)
GUEST : Claire Hamil (back vo) , Gasper Lawal (per)

イギリス出身のHard Rockバンド、Wishbone Ashのスタジオ11作目。1981年の作品。

このアルバムには個人的思い入れがあります。その理由はなんと言っても、元King Crimson,
元U.K.のJohn Wettonの参加!
当時、その噂を聞いた時には大喜びし、果たしてどんな音になるのかワクワクしながら、
輸入盤店に入荷その日に、このアルバムを買いに行った覚えがあります。

きっと昔の哀愁あふれるWishbone Ashが帰ってきて、Wettonの骨太なベースにあの
King Crimsonで聞き覚えのあるボーカルも・・・頭の中は想像で一杯でした。

しかし・・・そこに登場したのは、クリアな音質でどちらかというとポップなWishbone Ash。
正直、あの頃はそのギャップにちょっとガッカリしましたね(笑)
実は、John Wettonがメンバーに決定した頃には既に曲も固まっており、Wettonも何曲かの
曲を持ってきたけれど、採用されたのは8曲目のThat's Thatだけだったとのこと。
(この曲ではボーカルもWetton)
レコーディング終了後には、渡り鳥のWettonはWishbone Ashにあっさりと別れを告げ、
フランスのプログレバンドATOLLに参加か!?との噂もありましたが、結局あのASIAを
結成したわけです(U.K ⇒ ASIAへの経由地だったのか!笑)

曲は、最初の期待が無ければ決して悪い出来ではないと思います。
このアルバム以降、Liveで度々演奏されるようになった3曲目のUndergroundや10曲目の
アルバムタイトル曲などは、哀愁のメロディが聴かれます。7や9曲目もなかなか。
6曲目はスモーキー・ロビンソンの有名なSoulのカバー。これをシングルカットしたのはどうかと
思うが・・・(汗)
また、イギリスのシンガーソングライターのClaire Hamilもゲストで参加しています。この前の
アルバムJust Testingの中のLiving Proofは、Laurie Wisefieldとの共作でした。

Wishbone Ashもこのアルバムには、POLICE等でも知られるNigel Greyをプロデューサーに
迎えて、セールスを伸ばそうとしたのですが、その甲斐もなく不発。MCAとの契約も打ち切られ、
以降は自主制作状態になっていくわけです。
このジャケットではないけど、最後の戦いに敗れてしまったのですね。。。

※ちなみに1981年当時のLP(米盤)は、6~10曲目がA面、1~5曲目がB面でした。
タグ:wishbone ash
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jamken

こんばんは、jamkenといいます。初めてコメントします。
ウイッシュボーンにジョンウエットンが参加していたのは知りませんでした。でも少し聞いてみたい気はしますね。
このブログ初めて拝見させていただきました。詳しい解説はわかりやすいですね。またお邪魔させていただきます。
by jamken (2010-09-26 20:28) 

Nicola

>jamkenさん

コメントありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ないです。
ジョン・ウエットン参加については、僕の場合リアルタイムでしたので、しばらく本屋の音楽関連本を読みあさって情報を集めていた記憶があります(笑)
さっきYouTubeをざっと調べたところ、3曲目と7曲目はUpされてました。
ジョン・ウエットンのブリブリしたベースが聴けます。
後ほどjamkenさんのBlogもおじゃまします。
今後ともよろしくお願いします。

by Nicola (2010-10-03 10:59) 

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